中学校中長距離選手に対して、ダーツ課題において、80%以上high risk high returnの的を選択した者をリスク選択群、20%以下の者をリスク回避群とした。1000m走において、0-100と200-300の区間において、リスク選択群の方が回避群よりも有意に速く、500-600の区間において、有意に遅かった。 中学校陸上競技部選手に対して、同様の手続きを行い、400m走において、100-200mの区間において、短距離選手の方が長距離選手よりも有意に速く、300-400の区間において、逆に、有意に遅かった。リスク感受性による差は見られなかった。
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