研究課題/領域番号 |
18K11254
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60060:情報ネットワーク関連
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研究機関 | 立正大学 (2021-2022) 埼玉大学 (2018-2020) |
研究代表者 |
吉田 紀彦 立正大学, 地球環境科学部, 教授 (00182775)
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研究分担者 |
松本 倫子 立正大学, 地球環境科学部, 助教 (90447277)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 情報指向ネットワーク / 構造化ピアツーピア / 自律分散ネットワーク |
研究成果の概要 |
インターネットからIoTへの展開に伴い、ネットワーク経路制御の抜本的な改善を図るべく、情報指向ネットワーク (ICN)、特にコンテンツ指向ネットワーク (CCN) が注目されている。ICNはIPアドレスでなく、データやコンテンツの識別子を用いて経路制御を行う。しかしCCNは、センサやデバイスが多数になる状況で通信量が過大になる、モバイルIoTへの対応が難しい、という課題を持つ。本研究は、構造化P2P技術、および我々自身が開発したモバイル対応Publish/Subscribe技術を用いて、CCNの上記2つの課題を解決することを目的とし、従来のCCNに比較して性能改善を達成した。
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自由記述の分野 |
計算機ネットワーク
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
IoTは、生活・社会・産業のインフラストラクチャとして広く、また深く浸透しつつあり、従来型のインターネットの仕組みに起因する非効率性が顕在化する中から、その抜本的な効率化と改良が急務となっている。本研究の成果は、それに寄与貢献するものであり、学術的にも社会的にも意義は極めて大きいと考えている。 特に、本研究の学術的な成果として論文を国際学術誌に4編、国際学術会議に6編、国内学会の査読無しの全国大会などに18編発表したが、この内の国際学術誌論文3編は発表後1年を経ない内にそれぞれ海外の第三者の論文から引用されており、高い評価を得られたものと考えている。
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