New Paradigm to Construct Public Key Cryptographic Schemes for Lightweight Devices with Provable Security against Quantum Attackers

2023 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 18K11292
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分60070:情報セキュリティ関連
• 研究機関: 電気通信大学
• 研究代表者: SANTOSO BAGUS 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授 (40571956)
• 研究分担者: 太田 和夫 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 特任教授 (80333491)
• 研究期間 (年度): 2018-04-01 – 2024-03-31
• キーワード: quantum adversaries / encryption / authentication / digital signatures / privacy amplification

研究成果の概要

量子計算機の実現を目指した研究が飛躍的に進歩している．一方で，量子計算機は素因数分解問題や離散対数問題を効率的に解くことができるため，これらの問題の困難性を安全性の要とする標準的な暗号理論の方式にとって，量子計算機は脅威的な存在である．量子計算機の攻撃者を想定した暗号理論方式がいくつか提案されたが，多くの方式は理論的な安全性の保証と実装可能性の面に問題を抱えている.　本研究は純粋なGF(2)表現が可能な方式, 量子計算機にも困難な判定型の計算問題, 情報理論的安全性を軸にこの問題を解決する技術の開発に成功した. 本研究の成果は複数の論文誌にすでに掲載され, 査読付き国際会議に発表された.

自由記述の分野

cryptography

研究成果の学術的意義や社会的意義

This project provided cryptographic schemes which are not only ensure security against quantum computers but are also implementable in practice. These schemes will safeguard the interconnected individuals in the next-generation network against the next-generation adversaries with quantum computers.