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2023 年度 研究成果報告書

アニメコンテンツをめぐる製作者・地域・ファンの関係の持続性に関する総合的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18K11842
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分80020:観光学関連
研究機関宮城学院女子大学 (2020-2023)
愛媛大学 (2018-2019)

研究代表者

大谷 尚之  宮城学院女子大学, 現代ビジネス学部, 教授 (60436293)

研究分担者 山村 高淑  北海道大学, 観光学高等研究センター, 教授 (60351376)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワードアニメコンテンツ / ツーリズム / トライアングル・モデル / 持続性 / 地域主導 / 相互理解
研究成果の概要

本研究課題では、トライアングル・モデル(コンテンツ製作者・ファン・地域社会の三者の関係に着目してコンテンツツーリズムをとらえるフレームワーク)を援用して、アニメツーリズムの持続性やアニメコンテンツを主体的な地域づくりに活かすための要点の解明を試みた。本研究を通じて、①仮説的な「中間領域」を設定することで、コンテンツのファンと地域住民の相互理解が進むこと、②テレビアニメ以外のコンテンツを活用して地域主導でコンテンツツーリズムを展開する余地が広がっていることが明らかとなった。

自由記述の分野

地域産業論

研究成果の学術的意義や社会的意義

「アニメ聖地巡礼」に代表されるコンテンツツーリズムにおいて、地域は受動的な存在である。自地域をモデルとする作品が制作されることを待つしかなく、仮に作品が制作されたとしてもその人気を地域サイドがコントロールすることはできない。持続性の弱さと地域の受動性は、これまでのコンテンツツーリズムの難点であった。本研究課題の成果は、これらの難点を克服し、地域が主体的かつ持続的にコンテンツを活用するための手がかりを提示している。

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公開日: 2025-01-30  

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