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2020 年度 研究成果報告書

光スキャナーによる湾曲した外耳道の完全3Dマップの作成

研究課題

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研究課題/領域番号 18K12114
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分90130:医用システム関連
研究機関埼玉医科大学

研究代表者

若山 俊隆  埼玉医科大学, 保健医療学部, 教授 (90438862)

研究分担者 白石 直子 (丸山)  埼玉医科大学, 保健医療学部, 助教 (00736259)
加藤 綾子  埼玉医科大学, 保健医療学部, 講師 (30318159)
水谷 康弘  大阪大学, 工学研究科, 准教授 (40374152)
東口 武史  宇都宮大学, 工学部, 教授 (80336289)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード外耳道 / 3Dマップ / 光スキャナ
研究成果の概要

外耳道の表面形状の詳細を決定するための3次元マッピングを実証する.外耳道の表面形状を計測するために,我々は光スキャナを開発した.さらに機構学におけるロボットアームから外耳道だけでなく耳介の3次元マッピングを達成した.本研究は,印象材を用いた計測をせずに,鼓膜から耳介までの表面形状を決定する3次元マッピングを提供する.

自由記述の分野

生体医工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

聴覚障害は感覚障害の中で最も多い障害であり,日本の聴覚障害者数は1400万人といわれている.聴覚が不自由なことで会話が難しくなり,うつ病や認知症を発症する危険性も指摘されている.うつ病や認知症を未然に防ぐには補聴器の導入は極めて有効である.しかし,我が国における補聴器の導入率は聴覚障害者のわずか13 %に過ぎない.その原因の一つに外耳道の型どりリスクにある.このような背景から外耳道の詳細を明らかにする3Dマップを非侵襲に作製することができれば,聴覚障害で苦しむ患者のためになる。そして,今までに直径7mm以下の外耳道を計測できる光スキャナの開発は提案されていないことからその学術的意義も大きい.

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公開日: 2022-01-27  

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