• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2021 年度 研究成果報告書

高専教育モデルの海外展開基盤の現状と展開実態に関する研究―タイにおける展開事例―

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 18K13089
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分09020:教育社会学関連
研究機関広島商船高等専門学校 (2019-2021)
広島大学 (2018)

研究代表者

下田 旭美  広島商船高等専門学校, その他部局等, 准教授 (80812784)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワード高専 / タイ / 技術者教育 / 教育借用 / 比較教育
研究成果の概要

本研究は、タイにおける高専教育モデルの導入・受容過程を事例とし、①日本国内の高専教育の国際性ないし国際通用性の吟味、②高専教育モデルとタイの職業教育制度との摩擦ないし衝突、調整の実態解明を目的とするものである。
具体的には、①については、海外展開の際に先鋭化する高専教育のアイデンティティ、すなわち日本の高専教育の特徴について、文献・資料の分析を通して解明した。②については、高専教育モデルを導入したタイのテクニカルカレッジ2校ならびに高専教育モデルの導入を支援するタイ教育省職業教育局を訪問し、聞き取り調査や文献・資料収集を通して実施過程の把握を行った。

自由記述の分野

比較教育学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、日本の高専教育の特徴ならびにタイにおける高専教育モデルの導入・受容過程を明らかにした。タイと日本との教育制度の違い、そこから発生した課題、その対応策などについての知見は、高専教育の海外展開・国際協力の実践のさらなる発展に資するものである。また、従来、タイの職業教育制度に関する研究蓄積は、基礎教育、高等教育、教師教育などの研究蓄積に比べて乏しく、本研究で整理されたタイの職業教育制度やそれを取り巻く環境についての知見は、そうした研究の空隙を埋めうるものである。

URL: 

公開日: 2023-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi