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2020 年度 研究成果報告書

調和解析における分数冪作用素の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18K13434
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分12010:基礎解析学関連
研究機関福島工業高等専門学校

研究代表者

飯田 毅士  福島工業高等専門学校, 一般教科, 准教授 (60633435)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード荷重理論 / Morrey空間 / Orlicz-Morrey空間 / Orlicz分数冪極大作用素 / 分数冪積分作用素
研究成果の概要

主な研究成果は、以下の3つである:(1)Orlicz分数冪極大作用素に対するHardy-Littlewood-Sobolev型不等式が成り立つための既知の十分条件が必要条件でもあること(2)(1)の条件がOrlicz分数冪極大作用素に対するMorrey空間上のAdams型不等式に対する十分条件でもある。(3)(1)と(2)の研究成果を基礎理論として、多重線形の場合も含めたOrlicz 分数冪極大作用素のOrlicz-Morrey空間上の有界性に対する荷重の理論を構成した。

自由記述の分野

調和解析

研究成果の学術的意義や社会的意義

2013年にOrlicz分数冪極大作用素に対するHardy-Littlewood-Sobolev型不等式が成り立つための十分条件が示されたが、本研究(1)によってそれが必要条件でもあることが示された。(1)の研究成果は、Orlicz分数冪極大作用素の多くの関数空間の有界性を議論する上で基礎理論であり、今後の研究の更なる発展が見込まれる。例えば(2)と(3)の研究はMorrey空間上のOrlicz分数冪極大作用素の有界性に対する(1)の発展的研究である。

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公開日: 2022-01-27  

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