セル・オートマトン(CA)で生成したフラクタルを一変数関数によって特徴付けることにより分類した。 線型対称2状態半径1のCAの初期値Single Site Seedからの時間発展パターンを一変数関数によって表し、パターンが自己相似性を持つ場合に、これらが特異関数となっていることを示した。また、得られる一変数関数が特異関数となるための十分条件も与えた。さらに、得られる一変数関数がSalemの特異関数となるCAを具体的に構成して与え、CAの次元に応じてSalemの特異関数のパラメータが変化することを証明した。
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