• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2020 年度 研究成果報告書

確率的解釈を取り入れた道路橋の疲労耐久性評価法

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 18K13819
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分22020:構造工学および地震工学関連
研究機関名古屋大学

研究代表者

清水 優  名古屋大学, 工学研究科, 助教 (30735006)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード鋼床版 / Uリブ / ルート / 疲労
研究成果の概要

Uリブ溶接部を対象にした2次元の解析を行い,溶け込みや溶接サイズ等がルートの応力に与える影響を検討した.また,3次元の解析から載荷位置の影響を検討し,溶接ルート部に生じる応力の影響線を作成した.交通量実態調査の結果を基に車種構成,車両の通過位置を確率分布で与え,き裂発生年数を検討した.レーンマークの位置が疲労き裂の発生確率に与える影響が大きく,Uリブ溶接部直上を大型車のタイヤ中心の最頻通過位置とする場合に最も疲労寿命が短く,通過位置がUリブ溶接部から離れるほど疲労き裂の発生確率が小さくなることがわかった.

自由記述の分野

鋼構造

研究成果の学術的意義や社会的意義

鋼床版Uリブ溶接部から発生する疲労き裂に対して,確率的な手法で疲労寿命を与えることができた.また,本手法は鋼床版Uリブ溶接部のみに限らず,公称応力を定義することができない溶接継手や,二次応力が支配的となる溶接継手に対して適用できると考えられる.

URL: 

公開日: 2022-01-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi