亜鉛板を多孔質化することで、最大約80%のファラデー効率でCO2をCOへ変換することに成功した、この多孔質亜鉛触媒電極の調製法は陽極酸化であり、工業化を見据えるうえで非常に有用な手法であるため、CO2の資源化技術に貢献できる。またコバルトを少量含む銅触媒電極の開発にも成功した。この銅触媒電極は資源として有用なメタンの生成効率を大きく向上させ、効率的にメタンを生成することができる。また、パルス的に電解することによって、消費電力を抑え、かつメタン生成効率がさらに上昇する結果も得られた。これらの技術は、今後CO2の資源化に貢献できる技術である。
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