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2020 年度 研究成果報告書

ネムリユスリカの乾燥耐性メカニズムの全容解明に向けたゲノムワイド・スクリーニング

研究課題

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研究課題/領域番号 18K14472
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分39050:昆虫科学関連
研究機関国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 (2019-2020)
東京工業大学 (2018)

研究代表者

宮田 佑吾  国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 生物機能利用研究部門, 契約研究員 (70623453)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワードネムリユスリカ / 乾燥耐性
研究成果の概要

エネルギーフリー長期安定保存技術の開発に向けて、ネムリユスリカの乾燥耐性能は長らく注目を浴びてきた。しかしながら、その乾燥耐性メカニズムの分子基盤は全く不明であった。そこで、申請者は、ネムリユスリカ由来の細胞株であり、乾燥耐性能を持つ唯一の動物細胞株でもあるPv11細胞を用いて、検討を行った。まず、Pv11細胞においてCRISPR/Cas9システムを用いたゲノムワイドスクリーニング実験系の構築を行った。その過程でPv11細胞において、乾燥耐性能に必要な複数の遺伝子を同定できた。

自由記述の分野

分子生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

ネムリユスリカの乾燥耐性メカニズムを解明することで、既存の凍結保存技術に代わる、エネルギーフリーな長期常温保存技術の開発が期待されている。即ち、既存の凍結保存技術の問題点である「莫大なエネルギーコスト」や「停電のリスク」を回避しつつ、有用細胞やタンパク質などのバイオリソースを安定的に長期保存する新規技術の立脚が見込まれている。
また、Pv11細胞における分子生物学的実験系を構築する事で、Pv11細胞の産業応用が期待される。

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公開日: 2022-01-27  

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