研究成果の概要 |
逆位染色体 (Inversion) のヘテロ接合体 (In/+) における不均衡型染色体の発生メカニズムを明らかにすることを目的に、ヘテロ接合型逆位染色体 In(6)1J/+を系統化し、解析した(Iwata et al., G3. 2021)。また、逆位を順位に整復する技術を開発すべく、ゲノム編集技術を用いた逆位マウス作製の最適な条件検討を行った(Iwata et al., Sci. Rep. 2019)。今後は、逆位の作製効率を更に高めることで逆位を順位に高効率に整復する技術を開発し、ヒトの生殖細胞への応用に結び付ける。
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