研究課題
若手研究
先に開発した無標識顕微鏡を使い、定量位相イメージングとラマン分光法で計測する。生細胞の形態と分子の特徴を同時に測定し、機械学習と組み合わせることで免疫細胞の反応を検査できる。今まで細胞株を使ったが、以後はマウスプライマリ細胞が検査され、細胞株より不均質である。それでも免疫反応は90%の精度で計測を果たした。その上に、普通の方法では難しいのにも関わらず、食細胞のサブタイプも検知できた。なお、リンパ球,特にT細胞の反応と分化も検査し、95%の精度で検知でき、無標識顕微鏡で見分けた。
生細胞イメージング
細胞を分析する標準的な方法は高感度を果たすが、信号の検出のために標識の必要がある。標識等は細胞反応を変わり、生細胞の場合は表面受容体しか測定できない。細胞内分子を検知できるために固定がある。無標識顕微鏡は生細胞の計測ができ、直接に細胞内分子を測定できる。我々はこの方法と機械学習で細胞の繊細な変化を検出できた。免疫細胞の色々な種類、例えば食細胞やT細胞のリンパ球に、反応を検出できることを証明した。