研究計画に基づき、抗CD40抗体および抗PD-1抗体全身投与の生存試験を実施し、CD40治療群およびCD40およびPD-1併用群がコントロール群およびPD-1治療群より生存期間が短いことを確認した(p < 0.05)。また、併せて発光in vivo imagingを行い、定量的にCD40治療群およびCD40よPD-1併用群で腫瘍増殖が速いことを確認し、生存試験の結果を裏付ける結果が得られた。今後、ワクチン療法で同様の生存試験を行い、その治療効果について腫瘍浸潤免疫細胞解析を実施する計画である。全身投与の効果と比較し、効果の違いについて考察を行う。
|