1. 緑内障群と健常群で海馬体積に差を見出すことはできなかった。一方で、緑内障群では近視の指標である等価球面度数と海馬体積とに有意な相関がみられた。 2. アミロイドβを可視化する新規MRI画像開発に取り組み、プログラムの国内特許出願とPCT出願を行った。緑内障、健常者約200人の当該MRI画像収集が完了し、現在はデータ解析中である。 3. 血管周囲腔体積を反映した画像指標について、緑内障群と健常群の2群間で有意差は見られなかった。しかし、当該パラメータの再現性及び信頼性が担保できておらず、独自に血管周囲腔の自動測定AIプログラムを作成し、再解析を行っている。
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