虚血性心疾患の発症に関連する冠動脈プラークの病態解明をおこなうために、MRIを用いた冠動脈プラークの研究や冠動脈内イメージングであるNIRS IVUSを用いた研究を行った。まず、MRIで検出される冠動脈高輝度プラーク容量がカテーテル治療における周術期心筋梗塞の発症リスクを予測することを報告した(J Cardiovasc Magn Reson 2020;22:5.)。また、NIRS-IVUSにおいて、冠動脈疾患発症に関連する石灰化病変における脂質成分と冠動脈イベントの関連を検討し報告した(Int J Cardiovasc Imaging. 2023 Jun 28.)。
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