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2020 年度 研究成果報告書

気管支喘息における末梢気道の機能障害を評価するイメージングバイオマーカーの確立

研究課題

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研究課題/領域番号 18K16152
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分54020:膠原病およびアレルギー内科学関連
研究機関山口大学

研究代表者

大石 景士  山口大学, 医学部附属病院, 診療助教(4日/週) (60771409)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード気管支喘息 / イメージングバイオマーカー / 末梢気道機能障害
研究成果の概要

喘息患者におけるPRM(parametric response map)によるイメージングバイオマーカーを解析したところ、機能的な末梢気道病変(functional small airway disease: PRM-fSAD)が喘息の重症度に関わらず認められた。PRM-fSAD と臨床パラメーターとの関連性を検討した結果、PRM-fSADは呼吸筋力の影響を受けやすい可能性や、喘息患者の末梢気道閉塞を反映している可能性が示唆された。また、PRM-fSADは一部のType2気道炎症との関連性も見られた。喘息におけるPRM-fSADは末梢気道病変の指標として有用である可能性が示唆された。

自由記述の分野

呼吸器内科

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究で使用した末梢気道機能障害を評価するイメージングバイオマーカーは、気管支喘息やCOPDなどの閉塞性肺疾患の管理向上に寄与する点で学術的意義がある。また、従来検査では抽出できないような発症早期や軽症時にも病変を検出できる可能性があり、様々な呼吸器疾患や他疾患の早期診断・治療につながるといった波及効果によって医療費の削減にも貢献できる点に社会的意義がある。

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公開日: 2022-01-27  

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