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2019 年度 研究成果報告書

胃癌の早期発見のための、血中循環型miRNAに基づく診断signatureの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 18K16261
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分55010:外科学一般および小児外科学関連
研究機関熊本大学

研究代表者

山村 謙介  熊本大学, 病院, 特任助教 (10816507)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
キーワード胃癌 / マイクロRNA / signature
研究成果の概要

現在、胃癌の診断は侵襲的でコストがかかり感度・特異度の面で未だ不十分であるため、非侵襲的かつ高い正確性を持った早期胃癌のバイオマーカーの開発が求められている。本研究では、複数の胃癌のパブリックデータベースと約700例に及ぶ臨床組織におけるmicro RNAの発現を解析し、統計学的解析を用いて6つのmiRNAから構成されるsignatureを確立した。さらにこのsignatureが胃癌の診断に高い正確性を有することを実証し、早期胃癌の新規診断マーカーとなりうる可能性が示唆された。

自由記述の分野

消化器外科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

現在胃癌の診断はコストが高く侵襲を伴っている。安価で非侵襲的なバイオマーカーの探索は以前からなされているが、確立されたものは少なくいわば古くて新しい課題である。本研究では、オンラインで入手可能な複数の胃癌組織の網羅的解析データファイル及びグローバルに集められた600例以上の臨床サンプルを用いて、より精度が高く侵襲の少ない胃癌診断のためのマイクロRNA signatureを開発した。本研究で得られた結果は、末梢血から早期胃癌を診断可能なバイオマーカーの開発につながる可能性がある。

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公開日: 2021-02-19  

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