本研究ではこれまでに、肩甲上腕関節の動きを4D-CTを用いて視覚化し関節動作解析法のシステムを構築することが可能となった。さらに、本システムを用いることでこれまで解析が困難であった、肩甲上腕関節運動に伴う上腕骨頭の軌跡を計測することが可能とりなった。上腕骨頭の軌跡を計測することで投球側および非投球側における上腕頭の変位量を求めることが可能となり、これまで解析が困難であった投球動作が肩甲上腕関節に与える影響を明らかにした。 本研究の結果は国内学会および国際学会にて報告され、学会誌に一部発表内容を投稿し掲載に至っている。
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