網膜硝子体疾患を有する0歳から20歳までの眼底OCT画像を継続的に取得し解析を行った。OCT Angiographyではこれまで12mm四方の撮影範囲であったものが、最大23×20mmの画像を取得できるようになり、広範囲を短時間で一度に撮影することで集中力の継続しない小児においても一定の血管画像を取得することができるようになった。侵襲を伴う蛍光眼底造影よりも詳細に血管の評価を行うことができた。特に未熟児網膜症では、検眼鏡で検出が困難な初期の増殖病変の発見が可能であった。また、網膜周辺部の同じ部位を継続的に撮影し、血管形態を分析することで活動性の評価を行うことができた。
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