我々の眼は視力以外にもさまざまな形で光入力を利用している。例えば、網膜に当たる光を調節するため、明るいところでは瞳孔を小さく、暗いところでは瞳孔を大きく調整している。また動物の睡眠・活動サイクルもこのような非視覚機能の光入力によって調整されていることが知られている。このような視覚とは別の光生理機能を非視覚機能、あるいは非イメージ形成機能として知られている。本研究ではさまざまな光環境下でマウスの行動リズムをモニターするこで非視覚機能の応答特性を検討した。その結果、非視覚機能は視覚機能とは異なる非視覚応答独自の特徴があることが示唆された。
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