In vitro:コントロール群では石灰化による結晶はアリザリンレッド染色で確認できなかったが、W9(骨分化誘導ペプチド)による骨分化誘導群で石灰化による結晶成分が見られた。しかし400-450nmでの吸光度測定では統計学的に有意差はなかった。 In vivo: ①ネガティブコントロール:動物実験用CTにて肉芽組織の増生所見がみられた。②1μg W9 ペプチド(投与+脂肪幹細胞移植:動物実験用CTにて軟部組織の肥大はみられたが、石灰化はきたさなかった。③1μg W9ペプチド(WP9QY:骨分化誘導ペプチド)+10μgBMP-2移植:対側と比較して皮下組織の増生を認めるが、石灰化は認めなかった。
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