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2019 年度 研究成果報告書

多細胞スフェロイド含有セメント芽細胞シートによるインプラント周囲組織の再生

研究課題

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研究課題/領域番号 18K17133
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分57050:補綴系歯学関連
研究機関福岡歯科大学

研究代表者

佐藤 絢子  福岡歯科大学, 口腔歯学部, 医員 (70803998)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
キーワードインプラント / 再生 / 細胞シート
研究成果の概要

歯科インプラント治療は強固な顎骨内でのインプラント体の維持以外に、埋入されたインプラント体周囲の歯周組織との調和が必要である。そこで本研究では、細胞シート培養法を応用したセメント芽細胞および歯根膜細胞シートによる1)強固なインプラント体結合の誘導および2)シートからのインプラント周囲歯周組織の再生を試みた。さらに、調和の取れたインプラント周囲組織を獲得するために、3)DNA/Protamineを利用した骨再生誘導を行った。

自由記述の分野

補綴

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は細胞シートの応用によるセメント芽細胞とインプラント体とのインテグレーション誘導およびDNA/Protamineスキャフォールドを利用した骨再生の誘導により、新たなインプラント周囲組織の再生方法を検討した。セメント芽細胞を基盤とした歯周組織様の構造を再現することでインプラント周囲に生体と調和のとれた周囲組織再生の可能性が示された。また、セメント芽細胞シートを応用することで歯周組織の再生など、他分野への応用も可能と考えられる。

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公開日: 2021-02-19  

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