研究成果の概要 |
初めに、ASCでの評価をおこなう前に、小耳症患者の余剰耳介組織を採取し、細胞単離し培養を行い、ヒト耳介組織由来の軟骨細胞を調整した。次に、脂肪組織由来間葉系幹細胞(ASC)でも分離可能かを検証するため、マウス脂肪組織よりASCを単離し、代表的なASCマーカーであるCD44, CD73, CD90, CD105陽性、CD14, CD31, CD45陰性の発現を確認した。ヒト耳介軟骨細胞は、細胞形態のみで軟骨特性の異なる集団を分離することが可能となり、そのアルゴリズムデータをもとにASCの分離や他の幹細胞との比較を行った。
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