作製した人工味細胞を用いて柴朴湯、香蘇散、六君子湯の薬理作用を検証した。種々の濃度にてリアルタイムPCR法、ウエスタンブロッティング法を行い,さらにCa2+イメージングを行い、味覚応答の変化を検証したが,コント ロール群と比較し,有意な変化は認めなかった。そのため実験の諸条件を変えたが有意な結果は認めていない。そこで漢方薬の変更を検討し、半夏瀉心湯、半夏厚朴湯、十全大補湯を用いてリアルタイムPCR法、ウエスタンブ ロッティング法、Ca2+イメージングを行い、味覚応答の変化を検証したがコントロール群と比較し、有意な結果は得られなかった。
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