• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

Mirror Neuron Systemの賦活による注意機能向上の試み

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 18K17666
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分59010:リハビリテーション科学関連
研究機関群馬大学

研究代表者

下田 佳央莉  群馬大学, 大学院保健学研究科, 助教 (90763186)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワードMirror Neuron System / fNIRS / 前頭前野 / 脳活動 / 気分状態 / 注意機能
研究成果の概要

本研究の目的は (1) 健常成人を対象に機能的近赤外分光法 (fNIRS) でMirror Neuron System (MNS) の賦活を特定することと、(2) MNSの賦活と注意機能や気分状態との関係について明らかにすることである。研究の結果、運動課題と観察課題の両方で賦活する前頭前野の部位が特定された。そのため、fNIRSによりMNSの一部の定量的な評価が行えることが示された。また、観察課題時には、その脳部位といくつかの気分の検査項目とは負の相関があった。このことから、MNSの賦活と気分は関与する可能性が示された。

自由記述の分野

リハビリテーション科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の成果は、リハビリテーション場面におけるfNIRSを用いたMNS賦活の評価・訓練法の提案に繋がる可能性がある。また、MNSの賦活と気分との関係が明らかになったことは、対象者の気分状態も鑑みた運用に結び付く点で意義があると言える。

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi