• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2019 年度 研究成果報告書

老化とともに骨格筋や脳が委縮する分子機構ならびに運動による防止効果

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 18K17811
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分59020:スポーツ科学関連
研究機関福岡大学

研究代表者

羅 成圭  福岡大学, スポーツ科学部, 助教 (60741999)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
キーワードアポトーシス / 骨格筋 / チオレドキシン相互作用タンパク質 / 脳 / 老化
研究成果の概要

本研究では、老化にともなうTXNIPの増加が骨格筋や脳の萎縮を引き起こす可能性について検証した。骨格筋においては、老化にともなってTXNIP発現量が増加したものの、運動トレーニングによって増加したTXNIPは減少しなかった。脳においても同様に老化にともなってTXNIP発現量が増加した。若齢期の運動トレーニングは脳のTXNIP発現量を低下させたものの、老齢期の運動トレーニングは脳のTXNIP発現量を低下させなかった。

自由記述の分野

運動生化学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の結果から、老化にともなって骨格筋や脳が萎縮する時に、TXNIP発現量が増加する可能性が示された。老化にともなう骨格筋や脳の萎縮は、それぞれサルコペニアと認知症の発症につながるが、そのメカニズムは十分明らかにされていない。このメカニズムにTXNIPが関与している可能性が示されたことから、老化にともなうサルコペニアや認知症予防の研究の発展に寄与する研究成果であると考える。

URL: 

公開日: 2021-02-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi