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2020 年度 研究成果報告書

骨格筋幹細胞における老化制御機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 18K17857
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分59020:スポーツ科学関連
研究機関熊本大学

研究代表者

北嶋 康雄  熊本大学, 発生医学研究所, 助教 (70734416)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード骨格筋 / 筋再生 / 筋幹細胞 / タンパク分解系 / 老化
研究成果の概要

本研究では、主のタンパク分解系であるプロテアソームに着目して、筋幹細胞における老化とのかかわりについて明らかにすることであった。筋幹細胞でのプロテアソーム機能不全は、老化関連のp53タンパクの増加により筋幹細胞の減少をもたらした。筋幹細胞でのプロテアソーム機能不全マウスにp53遺伝子欠損を起こしたが、筋幹細胞の数はレスキューできなかった。以上により、老化関連のp53に関して、個体と細胞においては異なるメカニズムが存在することが示唆された。

自由記述の分野

骨格筋生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

筋幹細胞におけるタンパク分解系の機能不全は、老化マーカーであるp53の増加をもたらした。これにより、筋幹細胞において、タンパク分解系と老化が関係していることが示された。これらの成果は、筋幹細胞と老化をつなぐ重要な知見を提供し、今後の老化研究の発展につながる可能性がある。

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公開日: 2022-01-27  

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