研究課題/領域番号 |
18K17939
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
|
研究機関 | 常葉大学 (2019-2023) 早稲田大学 (2018) |
研究代表者 |
小西 真幸 常葉大学, 健康プロデュース学部, 講師 (10711187)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
|
キーワード | 自律神経 / 潜水反射試験 / 副交感神経 / 加齢 / 血圧 |
研究成果の概要 |
自律神経機能の低下は高血圧発症に先んじるため、高血圧症の一次予防のためには自律神経機能の評価方法を確立させることが重要である。本研究では潜水反射試験という簡便な自律神経機能の評価方法を用い、40~80歳の男女58名に対し測定をおこなった。その結果、潜水反射試験中の血圧応答(3種類)・心拍応答(2種類)の組み合わせから、自律神経機能を6パターンに分類可能となることが確認された。このパターン分類が自律神経機能を評価する上で重要となるかもしれない。
|
自由記述の分野 |
スポーツ科学
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
自律神経は高血圧だけでなく全死亡とも強く関連し、ヒトの健康にとって極めて重要な評価指標であるにもかかわらず、従来の方法では負担や時間等の制約から大規模な疫学研究や健康診断等の臨床応用に至っていない現状にある。本研究は簡便な潜水反射試験を用い、心拍と血圧の応答からパターン分類をするという、新たな自律神経機能の評価方法を提案した点で学術的・社会的意義がある。
|