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2020 年度 研究成果報告書

大豆イソフラボンの免疫調節作用によるメタボリックシンドローム予防とその機構解明

研究課題

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研究課題/領域番号 18K17967
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分59040:栄養学および健康科学関連
研究機関徳島大学

研究代表者

中本 晶子  徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 助教 (90803536)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード大豆イソフラボン / エクオール / メタボリックシンドローム / エストロゲン / エストロゲンレセプター / マクロファージ / T細胞
研究成果の概要

大豆イソフラボンによる免疫抑制を介した抗メタボリックシンドローム予防法の探索を目指した。メタボリックシンドロームは全身の慢性炎症から惹起される病態である。この炎症状態に対する大豆イソフラボンの作用および炎症制御に関連するリンパ球への作用として、大豆イソフラボンの1つであるエクオールは、食餌誘発性肥満マウスにおいて糖代謝改善作用を示した。さらにこの糖代謝改善作用にはT細胞およびB細胞が関与する可能性が示唆された。

自由記述の分野

栄養学

研究成果の学術的意義や社会的意義

リンパ球の機能制御によるメタボリックシンドロームに対する新たな予防法の探索として、大豆イソフラボンに着目した。大豆イソフラボンの1つであるエクオールは、食餌誘発性肥満マウスにおいて糖代謝改善作用を示した。さらにこの糖代謝改善作用にはT細胞およびB細胞が関与する可能性が示唆された。食品成分である大豆イソフラボンが、これまで病態制御の標的とされてきた炎症性マクロファージの上流にあるリンパ球を制御してメタボリックシンドロームの病態形成に関わる糖代謝を制御する可能性を見出した。

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公開日: 2022-01-27  

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