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2021 年度 研究成果報告書

処理能力可変型待ち行列システムの理論的深化と省エネデータセンターへの応用

研究課題

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研究課題/領域番号 18K18006
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分60020:数理情報学関連
研究機関筑波大学

研究代表者

フン・ドック トゥアン  筑波大学, システム情報系, 准教授 (20633465)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワードマルコフ連鎖 / 待ち行列理論 / 流体極限 / 拡散極限 / データセンター / スケール極限 / 省エネ
研究成果の概要

現代の情報社会を支える情報基盤が大規模データセンターである.大規模データセンターは数万のコンピュータで構成され,大量の電力を消費している.しかしながら,現実ではこれらのコンピュータの稼働率が30~40%に留まる.そこで,稼働していないサーバを停止しておき,負荷が増加するときに停止したサーバを再稼働させることで電力消費量を抑えながら,ジョブの遅延時間が軽減されると期待される.本研究では該当データセンターを処理速度可変型待ち行列でモデル化・性能解析をすることで,データセンターの適切な運用方策を提案・性能評価を行う.

自由記述の分野

数理情報学

研究成果の学術的意義や社会的意義

昨今の情報社会において,Facebookなどのソーシャルネットワーク,Zoom,MS Teamsなどのビデオ会議,そしてDropboxなどのストレージサービスは日常生活及び仕事で不可欠となっている.これらのシステムを支える情報インフラ基盤はデータセンターである.データセンターでは多数のコンピュータが存在して,大量の電力を消費している.本研究課題では大規模データセンターを数理モデル化し,モデルを解析することで,システムを効率的に運営するための性能評価量を提供する.

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公開日: 2023-01-30  

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