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2023 年度 研究成果報告書

スパースモデリングによる発見的統計手法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 18K18009
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分60030:統計科学関連
研究機関慶應義塾大学 (2019-2023)
東京工業大学 (2018)

研究代表者

片山 翔太  慶應義塾大学, 経済学部(三田), 准教授 (50742459)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワード高次元データ / スパースモデリング / 因果推論 / 多重検定
研究成果の概要

スパースモデリングによる発見的統計手法の開発を目指し,本研究課題では特に(1)高次元線形回帰モデルにおける差異検出および(2)超高次元パラメータを伴う2標本問題についての研究を行なった.(1)では,回帰係数ベクトルの差分を直接スパースに推定できる手法の開発を行い,その予測誤差,変数選択の一致性,バイアス除去による漸近分布の導出などの理論を整備した.(2)では,遺伝子データ解析への応用を目指して,2グループ間の差異を特徴付ける超高次元パラメータに対する統計的推測法を与えた.さらには,その手法を用いて実際のCovid-19に対する重症化患者と非重症化患者のRNA-seqデータを比較した.

自由記述の分野

高次元データ解析

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究課題で実施した研究(1)(2)はどちらも基礎的なものであり,それゆえに社会的意義も大きい.(1)については医療・経済・マーケティングなどへの応用が考えられ,提案手法の解釈可能性から,個体に依存した処置や介入へと繋がる.(2)については,遺伝子データからのさらなる有益な情報抽出が可能となる.また,どちらの研究も新規の方法論を開発しており,さらにはその理論保証も与えている.

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公開日: 2025-01-30  

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