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2020 年度 研究成果報告書

DNAオリガミ超分子の合理設計に向けた新規プラットフォーム開発

研究課題

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研究課題/領域番号 18K18144
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分62010:生命、健康および医療情報学関連
研究機関東北大学

研究代表者

川又 生吹  東北大学, 工学研究科, 助教 (30733977)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワードDNAオリガミ / DNAナノテクノロジー / DNAコンピュータ / データベース / 設計ソフトウェア / 分子ロボティクス / 分子サイバネティクス
研究成果の概要

DNAオリガミナノ構造体について、(1)設計情報のデータベース、(2)複合体の設計ソフトウェア、(3)シミュレーションプラットフォーム、の三点を開発した。いずれのツールも、ウェブブラウザで使用可能であり、専門家でなくても容易に利用できると期待される。さらに、本研究で培ったノウハウを活用することで、様々なDNAオリガミ構造体を作製し、その機能を実験的に評価することに成功した。上記の成果は、論文や学会において報告した。また、DNAオリガミに関する書籍を2021年5月に出版する予定である。

自由記述の分野

DNAナノテクノロジー

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究で開発したDNAオリガミナノ構造体のためのソフトウェアや、本研究期間中に執筆したDNAオリガミに関する書籍は、分野への新規参入者に対する障壁を最小化し、自己組織化を用いた分子ナノテクノロジーの発展に寄与するものと考えている。その例題として申請者は、細胞の膜モデルに穴を開ける筒状のDNAナノ構造や、変形と結合の様式をプログラム可能なのDNAオリガミ分子材料などの開発に成功した。これらの研究は将来的に、スマートな投薬制御や、自己修復材料の創発につながると期待される。

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公開日: 2022-01-27  

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