我々 は持続可能な開発のためのグローバルな取り組みを支援する政策志向の研究を行った。具体的には、アフリカの資源保有国の工業化と貧困削減を目指した成長を促進するために、開発思考の改革 がどのように地域の能力・協力を活用できるかについてである。これらの研究からは、世界の製造業の付加価値の中心が、従来の労働集約的な製造業から、より高度な技術を駆使した製品にシフトしていることが明らかになった。したがって、今日の産業振興には、低スキル労働集約型製造業の単なる拡大ではなく、産業高度化のための促進が必要であると考えられる。なお、本研究の成果(の一部)は既に出版済みの2冊の本にまとめている
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