研究課題/領域番号 |
18K18596
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研究機関 | 上越教育大学 |
研究代表者 |
小島 伸之 上越教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (00449258)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2021-03-31
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キーワード | 戦争観 / アニメ / 特撮 / 社会意識 / 文化社会学 / メディア / 主題歌 / 戦後日本社会 |
研究実績の概要 |
平成30年度においては、本研究に関連する基礎資料の収集・整理を行ったほか、本研究を構成する三つの内容(①アニメ・特撮作品における戦争の描かれ方の分析、②アニメ・特撮作品の主題歌の歌詞分析、③質問紙調査)のうち、①「アニメ・特撮作品における戦争の描かれ方の分析」に関し、当該目的に関係する論考(機動戦士ガンダムシリーズにおける戦争観の変容)を含めた論文集(巨大ロボットの社会学(仮))の出版に向けた作業を編者として行った。
また、本研究の内容を構成する②「アニメ・特撮作品の主題歌の歌詞分析」に関し、仮面ライダーシリーズ・スーパー戦隊シリーズ、機動戦士ガンダムシリーズ、超時空要塞マクロスシリーズの主題歌等における「戦い」などの位置づけの分析に関し、平成31年度における学会報告(日本社会学会を予定)を行うための準備を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
本研究を構成する、①アニメ・特撮作品における戦争の描かれ方の分析、②アニメ・特撮作品の主題歌の歌詞分析、③質問紙調査の三つのうち、研究実績の概要で示したように、①と②について、次年度における中間報告的成果公表のための準備を行った。
一方、③の質問紙調査については、その実行体制構築や準備作業を具体的に進捗的に進めることはできなかった。
以上により、「やや遅れている」と判断する。
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今後の研究の推進方策 |
次年度においては、基本的には研究計画調書に示した研究方法にのっとり、特に進捗の遅れている部分についてより具体的な作業を積極的に進めつつ、漸次、研究成果を公表していく予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
研究成果の概要で示したように、本年度、③の質問紙調査の準備作業を具体的に進捗することが出来なかったため旅費・人件費等の支出がなかったこと、及び①②の研究に関して必要となる旅費について、勤務校の教育研究経費等により支出したことなどによって、次年度使用額が生じた。 翌年度分として請求した助成金と合わせた使用については、研究計画調書で示した内容をふまえ、本年度遅延が見られた③質問紙調査の実施体制の構築及び準備作業を次年度において積極的に推進することに伴い、本年度に使用しなかった旅費・人件費等を次年度分の当該項目に繰り越す形での使用を基本として計画している。
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