プラズマをハードウェアとして用いて、「知能」(解の探索機能、学習効果による関数系実現、と仮定)的な振舞を実現した。弱電離プラズマが保持する知能性(電離現象における探索的要素、非線形性)に関する性質を明らかにし、それを通して、弱電離プラズマの新規応用の可能性探索と、知能性に関わる様々な自然・社会現象への視点の再発見への橋渡しを行った。より具体的には、解の探索機能としては、迷路(通路の枝分かれと行き止まりの構造の組み合わせ)を解くことに成功し、また学習効果による関数系実現については、プラズマとメタマテリアルのアレイ構造の生成機能におけるニューラルネットワーク機能の基本原理確認を遂行した。
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