大気水蒸気量と降雨の関係を明らかにするために、まず、これらのデータを集めることを行った。田島治氏、長崎岳人氏が試作機を用いて高エネルギー加速器研究機構つくばキャンパスにおいて観測した2016/12/25~2017/3/31の約3ヶ月間のデータから大気水蒸気量を抽出し、気象庁よりつくば市館野の降水量のデータを入手した。しかし、降水量がほとんど無く、これらのデータから特徴量の抽出を行うことはできなかった。また、試作機の改良と追加のテスト観測については、試作機が新たな実験に用いられることになったこと、時間の制約の関係で行うことができなかった。
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