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2021 年度 研究成果報告書

高分子の一分子構造物性相関の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 18K19110
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分35:高分子、有機材料およびその関連分野
研究機関福井大学

研究代表者

前田 寧  福井大学, 学術研究院工学系部門, 教授 (60242484)

研究期間 (年度) 2018-06-29 – 2022-03-31
キーワード高分子構造・物性 / ラマン分光法
研究成果の概要

原子間力顕微鏡とラマン分光光度計を組みあわせることにより分子構造や分子間相互作用に関して豊富な情報をもたらし、高速・高空間分解能で分子イメージングが可能な顕微分光システムを試作し、高分子材料の微細な構造や配向の解析に応用した。高分子やその複合材料の結晶において組成分布、分子配向、分子間の相互作用を解析し、結晶形成の過程を明らかにした。

自由記述の分野

高分子物理化学

研究成果の学術的意義や社会的意義

高分子材料が医療からエレクトロニクスまで多方面で利用されている今日、その微細構造を可視化すると同時に組成分布や分子配向、分子間の相互作用を解析する技術の高度化が求められている。ラマン散乱光を用いる方法は試料に優しく、しかもそのスペクトルは分子構造に関する豊富な情報をもたらす。通常のラマン散乱は強度が低いために長時間の測定を要するという欠点を克服した本方法は、高い汎用性と拡張性を持ち、波及効果は大きいと考えられる。

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公開日: 2023-01-30  

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