• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2020 年度 研究成果報告書

4Dケミカルヌクレオミクス基盤技術の開発

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 18K19402
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分47:薬学およびその関連分野
研究機関大阪大学

研究代表者

堀 雄一郎  大阪大学, 工学研究科, 准教授 (00444563)

研究期間 (年度) 2018-06-29 – 2021-03-31
キーワードChemical Nucleomics / dCas9 / TALE / PYP / Hybrid probe
研究成果の概要

本研究では、ゲノム動態を可視化する4Dヌクレオーム解析の基盤ツールを開発することを目的として、標的DNA配列を蛍光検出する技術を開発した。そのために、独自のタンパク質ラベル化技術を用い、ゲノム編集に用いられるDNA結合タンパク質と合成核酸結合色素からなるハイブリッドプローブを構築した。このハイブリッドプローブは、標的とするテロメアDNA配列に結合し、蛍光強度を上昇させる機能を持つことが示された。

自由記述の分野

ケミカルバイオロジー、蛍光イメージング

研究成果の学術的意義や社会的意義

蛍光タンパク質を用いたDNA配列の検出技術は、バックグラウンドシグナルの大きなものであるが、本研究のハイブリッドプローブは、DNAへの結合に伴い蛍光強度が増大するため、より高精度に検出できる。DNAの高精度な検出をもとにした4Dヌクレオソーム解析は、ゲノム動態を精密に明らかにすることでき、遺伝子発現制御や疾病発症のメカニズムの解明に繋がる。この観点から、本研究では、ゲノム動態解明のための基盤ツールの開発に成功しており、生命科学や医学の発展に貢献するといえる。

URL: 

公開日: 2022-01-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi