造血幹細胞の「かたち」と「うごき」を測定する二次元プラットフォームの確立を行い、次いで表面マーカーに基づいて定常状態の造血幹細胞と多能性前駆細胞などの分化細胞をフローサイトメーターで単離したうえで、同プラットフォームで「かたち」と「うごき」のデータを経時的に収集した。また、分化マーカーの蛍光標識抗体を培養に加えておくことで分化のタイミング前後で「かたち」と「うごき」に変化があるか経時的に解析していく。得られたデータは画像解析プログラムを用いて定量的な解析を実施し、造血幹細胞固有の特徴を得ることができた。
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