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2020 年度 研究成果報告書

意欲が運動パフォーマンスを生成する過程の神経基盤の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 18K19767
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分59:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野
研究機関公益財団法人東京都医学総合研究所

研究代表者

西村 幸男  公益財団法人東京都医学総合研究所, 脳・神経科学研究分野, プロジェクトリーダー (20390693)

研究分担者 中山 義久  公益財団法人東京都医学総合研究所, 脳・神経科学研究分野, 主席研究員 (30585906)
研究期間 (年度) 2018-06-29 – 2021-03-31
キーワード中脳 / 運動野 / 意欲 / fMRI / パフォーマンス / ドーパミン
研究成果の概要

運動パフォーマンスを左右する精神状態は、指導者・チームメイト等の他者からの関与や、勝敗等の成果に対する報酬によって変化するが、それらに対する行動メカニズムや神経メカニズムの詳細については未だ解明されていない点が多い。本研究では、金銭報酬および他者からの賞賛や叱咤といった声がけが運動パフォーマンスに影響を与えるメカニズムを、行動実験とfMRI実験により検討した。その結果、金銭報酬や声がけが運動パフォーマンスを向上させることを示唆する結果となった。さらに、中脳や皮質運動関連領域が、動機づけを高め、高い運動パフォーマンスを発揮する過程の神経基盤となりうることを示唆する結果が得られた。

自由記述の分野

神経生理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

金銭報酬および他者からの賞賛や叱咤といった声がけが運動パフォーマンスに影響を与えるメカニズムについて、行動実験およびfMRI実験を実施した。その結果、金銭報酬や声がけが運動パフォーマンスを向上させることを示唆する行動データおよび神経基盤が見出された。高い運動パフォーマンス成果を得るために動機づけを高めるにあたり、効果的な外部からの関与の方法についての基礎的なメカニズムおよびスポーツや教育現場への応用の足掛かりとなることが期待される。

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公開日: 2022-01-27  

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