研究課題
これまでの研究により、データベースがほぼ完成した。これを活用した研究を今後引き続き継続していくこととなる。本年度はDucruet et al (2024)が一本が既刊できた。本論文は、港レベルで海運による環境汚染がどの程度見られるのかを明らかにした。このほかに、Taylor & Francisより柴崎准教授が編者となる英文書籍が刊行される。この中に2論文が収録される見込みである。これら2本については次のとおりである。Saito et al (2024)は1880年のLloyd's List Intelligenceを一年間分OCRでデジタル化した研究について、その手法を明らかにすると共に、ネットワークなどについて分析を加えている。Tsubota et al (2024)についてはコンテナ船の種類の変遷について、1977年~2008年までを分析した。コンテナ化が進む中で一定程度の船舶数を維持したセミコンテナについて着目した珍しい研究と言える。
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Science of The Total Environment
巻: 915 ページ: 170099~170099
10.1016/j.scitotenv.2024.170099