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2022 年度 研究成果報告書

フロー式自己集積を利用した多孔性錯体微粒子のソフト集合体形成とその特性評価

研究課題

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研究課題/領域番号 18KK0411
研究種目

国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))

配分区分基金
研究分野 化工物性・移動操作・単位操作
研究機関京都大学

研究代表者

渡邉 哲  京都大学, 工学研究科, 准教授 (80402957)

研究期間 (年度) 2019 – 2022
キーワードMetal-organic framework / 自己集積 / コアシェル粒子 / ゲート吸着 / スラグ流
研究成果の概要

柔軟性多孔性配位錯体(Soft Metal-Organic Framework; Soft MOF)と呼ばれる多孔性材料は,その構造柔軟性がもたらす構造転移に起因する特異な吸着挙動を示すことから注目を集めている。しかし,吸着材としての実用化に向けては,その特異な吸着特性を損なわない成形手法の確立が求められる。本研究では,Soft MOF粒子を構成要素として,シェルで被覆することによる機能性の向上と,自己集積過程を活用したマクロな集合体形成プロセスの構築に取り組んだ。

自由記述の分野

コロイド分散系工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

Soft MOFは,新規な吸着材としてここ10ー15年の間で急速にその存在感を増している。特に,ナノ粒子にすることでバルク結晶には見られない吸着特性を示すが,ナノ粒子化によって,ハンドリングは難しくなり,またペレット化にも工夫が求められる。本研究における,階層型の多孔構造を利用したペレット化手法は,吸着材としてのSoft MOFの実用化を大いに加速させるものと期待される。

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公開日: 2024-01-30   更新日: 2025-01-30  

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