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2023 年度 研究成果報告書

TRPチャネルタンパクによる自然免疫チューニング機構の解明と歯周炎治療への応用

研究課題

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研究課題/領域番号 18KK0434
研究種目

国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))

配分区分基金
研究分野 歯周治療系歯学
研究機関新潟大学

研究代表者

高橋 直紀  新潟大学, 医歯学系, 准教授 (80722842)

研究期間 (年度) 2019 – 2023
キーワードTRP channel / 歯周炎 / Toll-ike receptor / 歯肉上皮細胞
研究成果の概要

環境センサーとして知られるTransient receptor potential (TRP)タンパクは全身の臓器や組織に広く発現し、様々な炎症性疾患に関連することが知られる。本課題ではToll-like receptor(TLR)を介した自然免疫応答に対するTRPタンパクの影響を検討した。その結果、ヒト歯周組織にTRPV1が発現し、歯周炎患者は歯肉炎患者に比較してTRPV1発現が低いことが確認された。またLPSによるTLR4刺激によってTRPV1の発現が制御されることが観察された。

自由記述の分野

歯周病学

研究成果の学術的意義や社会的意義

TLR4活性化がTRPV1発現を制御する知見から、TLR-TRP相互作用の可能性が示唆された。自然免疫応答がトリガーとなる様々な炎症性疾患における新たな病因メカニズムの提案につながるという学術的意義を有する。またTLRおよびTRPをターゲットとして、歯周炎をはじめとする様々な炎症性疾患の予防法や治療法の開発につながる点において、社会的意義を有する。

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公開日: 2025-01-30  

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