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2023 年度 研究成果報告書

次世代型トランスポーター解析法の構築に基づくヒトの4大中枢関門の生理的役割の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 18KK0446
研究種目

国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))

配分区分基金
研究分野 医療系薬学
研究機関広島大学 (2023)
東北大学 (2018-2022)

研究代表者

内田 康雄  広島大学, 医系科学研究科(薬), 教授 (70583590)

研究期間 (年度) 2019 – 2023
キーワードトランスポーター / 探索法 / 局在解析法 / 絶対定量法 / 血液脳関門 / 血液クモ膜関門 / 高深度定量プロテオミクス
研究成果の概要

本研究では、最先端オミクス技術を有するスイス連邦工科大学分子システム生物学研究所との共同研究によって、トランスポーターの探索・局在解析法を構築し、これまで我々が確立してきた多様なトランスポーター解析法と組み合わせることによって、トランスポーター解析の新たな方法論を確立した。これによって、中枢関門における新たなトランスポーター分子の同定や4つの中枢関門の役割の違いを解明した。Copid19パンデミックのため、予定していた渡航日数に足りていないが、海外共同研究先とのWeb会議等を多用することによって、技術導入および成果の創出を行うことができ、最終的に当初予定していた研究目的を達成することができた。

自由記述の分野

分子システム薬剤学

研究成果の学術的意義や社会的意義

トランスポーターの創薬研究は、他の分子群(GPCRなど)よりも遅れている。原因として、①分子同定の方法がlow throughputであること、②トランスポーター様の構造のタンパク質を見いだせても輸送機能を効率よく解析する方法が不十分であること、③細胞膜局在(輸送方向)を解析する方法がlow throughputであること、④物質輸送への寄与を定量的に評価する方法がlow throughputであることが挙げられる。本研究は、これらの課題を解決する普遍的なトランスポーター解析戦略を構築した点で意義がある。

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公開日: 2025-01-30  

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