基課題は、ウイルス(計画1)、および、ウイルス由来エレメント(計画2)による病態発現機構について、実験ウイルス学(ウェット研究)とバイオインフォマティクス解析(ドライ研究)の学際融合アプローチからの解明を目的とした。本研究では、上記計画それぞれについて、4つの海外研究機関との国際共同研究を実施し、ウェットとドライの両面から研究を発展させることを目的とした。しかし、課題開始直後に、新型コロナパンデミックが勃発し、予定していた海外研究機関への渡航がきわめて困難になった。また、新型コロナパンデミックという社会的情勢を鑑み、当初予定を変更し、新型コロナウイルスに関する研究プロジェクトを開始した。
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