研究分担者 |
佐野 洋 東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (30282776)
野間 秀樹 東京外国語大学, 大学院・地域文化研究科, 教授 (30237870)
市川 雅教 東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (20168313)
藤森 弘子 東京外国語大学, 留学生日本語教育センター, 教授 (50282778)
藤村 知子 東京外国語大学, 留学生日本語教育センター, 准教授 (20229040)
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研究概要 |
この研究では,これまでの研究及びプロジェクトを発展させ,既存の教科書をもとにした大規模語学用リッチコンテンツ生成システムを外国語教育一般に拡張するとともに,AJAXを用いて教材の自由なカスタマイズを可能にし,現代GPで普及を図っている外国人の日本語学習者と日本人の外国語学習者との協調学習環境を整備することによって,語学学習の革新を図ることにある。 すなわち,研究目的は,次の三つにまとめることができる。 (1)現代GP「e-日本語」の教材生成システムを拡張し,その適用範囲を拡げること(多言語対応) (2)AJAXを積極的に活用することによって,クラス単位での教案,独自教育の実施を容易にすることによって,利用者数を増やすことまた,オープンソース(OSS)として公開すること(AJAX活用) (3)外国語教材及び協調学習環境を拡充することによって日本語を学ぶ外国人と外国語を学ぶ日本人との協調学習を実現できる環境整備を図ること(IJ共学) 19年度は,コンテンツ生成のためのXML DTDを拡張し,新出語彙及びビデオ素材のマーク付けを可能とした。LMSに関しては,作文添削機能を追加し,学習履歴及びログ解析を追加した。また,AJAXを用いて,既出課題の編集機能を追加した。会話課題(Spoken Interaction)サポートに関して,基本設計を修了した。外国語コンテンツとしては,ドイツ語コンテンツの電子化を完成した。日本語コンテンツに関しては,ビデオを含む中級コンテンツを完成させた。
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