研究課題/領域番号 |
19203027
|
研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
舩橋 晴俊 法政大学, 社会学部, 教授 (20111445)
|
研究分担者 |
壽福 眞美 法政大学, 社会学部, 教授 (60105848)
石坂 悦男 法政大学, 社会学部, 教授 (10007817)
佐藤 成基 法政大学, 社会学部, 准教授 (90292466)
津田 正太郎 法政大学, 社会学部, 准教授 (20434178)
樋口 明彦 法政大学, 社会学部, 准教授 (70440097)
|
キーワード | 公共圏 / 規範理論 / 社会問題 / 社会規範 / 現代社会 / グローバル化 / 若者問題 / 民主主義 |
研究概要 |
1.2008年度においては、次の三形態を組み合わせながら研究活動を推進した。 (1)当プロジェクトは、個別の社会問題の領域で実証性に力点をおきながら研究をする七つの班と、公共圏と規範理論にういてのこれのでの理論的蓄積の検討を行う基礎理論班からなるが、各班ごとの研究会をそれぞれの班が開催した。(2)年度を通して重要なテーマを選び三回の公開研究会を開催した。そのテーマは、「公共圏と社会の制御」(2008年7月)、「環境政策をめぐる公共圏創出の可能性-アジアからの検証-」(10月)、「メディア公共圏と現代民主主義」(2009年2月)である。当プロジェクトの研究分担者・研究協力者以外の方々も含めて多数の参加を得た。(3)各班毎の知見の相互共有と交流を図るため、各班横断的な全体研究会を2009年1月に開催した。 2.断以上のような研究活動を通して、2008年度科研費予算で以下の成果物を作成した。 「論文集II公共圏の創成と規範理論の探究」(169頁) 「論文集III(若者問題と社会規範班)若者問題の比較分析」(170頁) (研究会講演記録集3)「福祉社会と公共圏」、(同4)「公共圏と社会の制御」、(同5)「環境政策をめぐる公共圏創出の可能性-アジアからの検証-」、(資料集・問題別年表7)「千歳川放水路建設問題年表:1869-2003」 3.各年度の成果物をふまえて、各班の最終的な研究成果を法政大学出版局から当科研費プロジェクトのシリーズ単行本として公刊していく予定であるが、2008年度末には、「グローバル化と市民的公共圏」班より、その第一歩として、佐藤成基編著、2009、『ナショナリズムとトランスナショナリズム-変容する公共圏』法政大学出版局、を出版した。
|