研究概要 |
研究成果の概要:寸松庵色紙に代表される日本伝統芸術・芸能「かな文」の連綿・意連の実時間的稽古法の研究を通して,所作を伴う一人稽古法の特徴を把握できた。この稽古よりも所作として身体全体を使い且つ動きが速い日本伝統芸能である「狂言」のIT活用一人稽古法として,狂言よりも後世代に派生した日本舞踊の一流派のとる「振り帳」に着目し,IT化を研究した。電子振り帳の成果を基に,「狂言」固有の所作をモーションキャプチァを用いて解析し,狂言版電子振り帳に基づく一人稽古法が確立できた。以上の成果は,国際学会4篇,査読論文2篇,紀要5篇,国内学会口頭発表27件として採録及び発表することができた。
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