研究課題
基盤研究(B)
一般的な通念によれば、近代化過程においては、社会の合理化・世俗化が進展するため、宗教は衰退する傾向にあるとされる。しかし、歴史的実例からすると、逆に宗教がそれまでとは形を変えつつも、新たなエネルギーを得て活性化する事態が観察される。最近の世界における諸宗教の急進派の存在は、その公的な例である。そこで本研究では、近代化と宗教的エネルギーはいかなる関係に立ち、また宗教の再活性化はどのような社会的要因に左右されるかを、種々の時代と国・地域に事例を求めて比較史的な観点から解明するものである。
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パブリック・ヒストリー 6
ページ: 16-29
高知大学学術研究報告 58
大阪大学大学院文学研究科紀要 48
ページ: 33-65
フランス哲学・思想研究 13
ページ: 39-47
史淵 145
ページ: 31-88